大切にする価値観 v1.0

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前回の投稿の続編として、今回は私が大切にしている価値観について記しておきたいと思います。

人は経験によって少しずつ変化していくものです。私自身も例外ではありません。そのため、この価値観も現時点でのものとして、あえて v1.0 とバージョンを付けることにしました。

その根本となる私のモットーについては、こちらの記事をご覧ください => モットー「感性とロジックの統合」

現在、私が大切にする価値観は、次の8つです。

  1. 自己価値と指標を切り離す
  2. 感性を磨く
  3. 心と知性の調和を大切にする
  4. 自分らしい答えを探求する
  5. 挑戦と競争を楽しむ
  6. 人の可能性を信じる
  7. テクノロジーを人のために使う
  8. 心身の健全性を最優先する

1. 自己価値と指標を切り離す

私が最も大切にしている価値観です。

高度に文明化され、インターネットによって密に接続された現代社会には、売上、収入、社会的地位、容姿、評価など、数え切れないほどの指標が存在します。これらの指標は、目標を設定したり成果を測ったりする上で非常に便利な道具です。

しかし問題は、それらの指標と自己価値を強く結び付けてしまうことです。

自己価値と指標が密結合すると、指標が上がれば自信を持ち、下がれば自己価値まで下がったように感じてしまいます。その状態では、指標を道具として使うのではなく、指標に人生を支配されることになります。

私は、この密結合を解き、指標を本当の意味で「道具」として扱えるようになったとき、人は社会システムに対する主導権を取り戻せるのだと考えています。

2. 感性を磨く

「感性を磨く」という言葉は、どこか芸術的で、美しいものだけを追い求めるような印象を与えるかもしれません。

しかし、私がいう感性とは、もっとシンプルに「自分の心の動きを感じ取る力」のことです。

美しい景色や音楽に感動することだけではありません。苦しさ、悔しさ、怒り、不安といった感情も、自分自身からの大切なメッセージです。

私は、それらを否定したり押し殺したりするのではなく、一度きちんと受け止めることが、感性を磨くことにつながると考えています。

3. 心と知性の調和を大切にする

これは、私のモットーそのものです。

私はサイエンスを学び、社会人になってからもソフトウェアエンジニアとしてキャリアを積んできました。そのため、ロジックの重要性は誰よりも理解しているつもりです。

しかし、ロジックだけでは「何を作るべきか(WHAT)」は決まりません。

人の心が動くもの、人を幸せにするもの、社会に必要とされるもの。その答えは、ロジックだけでは導けないと思っています。

だからこそ、不確かで人間らしい感性と、論理的な思考を調和させることが、より良いものづくりにつながると信じています。

4. 自分らしい答えを探求する

私が探したいのは、自分にとっての「正解」です。

社会には、多くの成功モデルや正解とされるパターンがあります。それらを知ることは大切です。しかし、それをそのまま自分の人生に当てはめても、本当に幸せになれるとは限りません。

私は、他人の正解を参考にしながらも、それに縛られることなく、自分自身の「正解」と、それを導く「方程式」を探し続けたいと思っています。

5. 挑戦と競争を楽しむ

私は、中学受験、大学受験、就職活動など、競争の中で育ってきました。

しかし、社会に出てからは、「誰かが決めたルールの中で競争すること」に違和感を覚え、ベンチャー業界へ飛び込みました。

今振り返ると、私は競争が嫌いだったのではなく、「負けること」が怖かったのかもしれません。

しかし今では、自分の中にある野生的な競争心を否定する必要はないと思えるようになりました。

競争は、自分の価値を証明するためのものではありません。昨日の自分を超え、新しい挑戦を楽しむためのゲームなのだと思っています。

6. 人の可能性を信じる

私はこれまで、何度も厳しい環境に身を置いてきました。

そのたびに自分を見つめ直し、価値観を更新し、少しずつ人間として成長してきたように思います。

心が変われば、考え方が変わる。

考え方が変われば、行動が変わる。

そして、行動が変われば、人生も変わります。

だから私は、人は変われる存在だと信じています。

他者の可能性を信じること。そして、自分自身の可能性も最後まで諦めないこと。それを大切にしたいと思っています。

7. テクノロジーを人のために使う

新しいテクノロジーに触れると、エンジニアはどうしても技術そのものに心を奪われがちです。

しかし、その先には必ず人がいます。

何を実現したいのか。

誰を幸せにしたいのか。

社会にどのような価値を届けたいのか。

その目的があって初めて、テクノロジーは意味を持つのだと思っています。

8. 心身の健全性を最優先する

私は2018年に双極性障害を発症し、人は無理を続ければ本当に壊れてしまうことを身をもって学びました。

以前の私は、自分はストレス耐性が高い人間だと思っていました。

しかし今では、それはストレス耐性が高かったのではなく、心のアラートシステムが壊れていただけだったのかもしれないと思っています。

私の場合、心が向かう方向と、頭で考えている方向が一致していないと、大きなストレスを抱えてしまいます。

だからこそ、心と頭のベクトルをできる限り一致させ、無理なく、長く、自分らしく前進していきたいと思っています。

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